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【納棺式】お棺に入れていいもの・ダメなもの

お棺に入れていいもの・ダメなもの

こんにちは、終の宿 かれん離宮 スタッフの中山です。

 

お葬式ではお棺の中に、故人様の思い出の品をお棺に納めてあげることができます。

また、そういったものを副葬品と呼びます。

 

 

お葬式のお手伝いをしていると、

「何を入れたらいいんだろう?」や「これは入れられるの?」 とよく質問されます。

お気に入りのものを納めてあげたい気持ちはよく分かります。

しかし、入れるものを間違ってしまうと思いもしないトラブルに繋がってしまうこともあるので

今回は簡単に入れていいものとダメなものをご説明いたします。

 

 

納めるタイミングはいつ?

 

お棺に納めるタイミングに厳密な決まりはありませんが 主に「納棺式」もしくは「お花入れ」

のタイミングに納めることが多いです。

 

 

お棺に入れていいもの

 

基本的な考え方としては燃えるものになります。 入れるものとして多いのは・・・

 

 

    • お気に入りのお洋服やお着物

     

      布類は入れても問題ありません。 スーツなどの仕事着を入れられる方も多いです。

     

  • お手紙
  •  

      故人様に宛てたお手紙や想い出のお手紙などをお入れすることも多いです。

     

  • ・食べ物など嗜好品
  •  

      お菓子などを入れる方も多いです。

     

      入れる際は、なるべく少量にし缶や袋に入っていたら、取り出して半紙に包むなどして入れましょう。

     

      また、おタバコも入れる方が多いです。 お酒などの水分を含むものは紙コップに移し、少量であれば入れることも可能です。

     

     

    入れてもいいが、注意が必要なもの

     

  • 入れてもいいもので注意が必要なものがいくつかあります。 代表的な物が・・・

  •  

     

  • ・本や雑誌
  •  

      読書が好きな方や趣味の雑誌などをお持ちの方は本を入れることも多いです。
  •  
      どうしても入れたい時には、担当者に確認しましょう。
  •  
      本や雑誌は燃えるものなので、入れられます。 ただ注意して欲しいのは、入れる雑誌の厚さと量です。
  •  
      本や雑誌などは燃え残りやすく、燃えても灰になりやすいので ご収骨の妨げになることがあります。

     

     

  • ・お写真
  •  

      お写真も素材としては、入れても問題ありません。

     

      しかし、昔から生きている人の写真を入れてしまうと縁起が良くないと言われます。

     

      どうしても入れたい際には、なるべく見えないようにしたり 写っている人に了承を得るなどの配慮が必要かもしれません。

     

     

  • ・ぬいぐるみ
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      ぬいぐるみも素材としては問題ないのですが あまりに大きな物だと燃え残りや灰が多く出てしまうケースもあります。

     

     

    お棺に入れてはいけないもの

     

    こちらも、シンプルに言えば「燃えないもの」です。 よく質問されるものを挙げていきます。

 

 

  • ・眼鏡・腕時計・アクセサリー

 

    上記のような指輪やネックレスなどの貴金属類は入れられません。

 

    どうしても入れてあげたい時には、遺骨と一緒に骨壺へ納めてあげることが可能です。

 

 

  • ・革製品、ビニール製品、ガラス製品

 

    こういった類のもので多く聞かれる物が靴やカバンなどですね。

 

    上記の製品は燃えにくく、燃えても骨や台に付着しやすいので入れてはいけません。

 

 

  • ・釣り竿やゴルフクラブ、杖

 

    上記の物はカーボン素材で作られているものが多く、火葬炉の故障を招く危険があります。

 

 

  • ・お金

 

    硬貨だけでなく紙幣も入れてはいけません。お金を燃やすことは法律で禁止されているからです。

 

    三途の川の渡し賃として六文銭をいれるという風習があり、

 

    お金を入れたいと思う方が多いですが 現在では印刷した六文銭を入れることが一般的です。

 

 

  • ・水分を多く含んでいるもの

 

    飲み物もそうですが、スイカなどの果物なども注意が必要です。

 

 

 

まとめ

    故人様を思うと、あれもこれも入れてあげたいという気持ちはよくわかりますが
     
     
    火葬場からは極力入れるものは最低限にしてくださいと言われます。

 

    入れすぎてしまうと、火葬がきちんと進まなかったり

 

    お骨に色が移ってしまったり傷をつけてしまったりなどのトラブルの可能性があるからです。

 

    一生で一度のご葬儀が滞りなく進むためにも お入れする物は 「これだけは、どうしても入れてあげたい」 というものに限り、

 

    他の物はグッと堪えることも大切かもしれません。

 

 

    また各火葬場でも、取り決めがあるかもしれません。

 

    茨城県南地域の一般的な流れをご案内しました。 その他、気になる点は何なりとお問い合わせください。

 

株式会社イズミヤ 終の宿 かれん離宮 TEL 0120-76-1156

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